うどん
激動の2020年を経て、2021年になりましたね。
コロナウイルスの猛威がまだまだ終わらないのが非常に残念ですが、しっかりウイルス対策&体調管理してなんとか乗り切りたいです。
さて、今回のテーマはリッチコンテンツです。
リッチコンテンツとはWebサイトなどに設置する、動画アニメーションや音声コンテンツを用いた動的なコンテンツのことをいいます。
5Gも登場し通信環境がますます向上する昨今において、今後もっとも期待されるコンテンツではないでしょうか??
そんなリッチなコンテンツとSEOの関係性について勉強していきます。
目次
前述の通り、リッチコンテンツとは、CGや動画、アニメーション、ビデオ、音声などをWebサイトに組み込まれたコンテンツの事です。
スマートフォンの爆発的な普及も相まって近年そういったコンテンツを取り入れたWebサイトは数多く見られますよね。
パケット通信料金などや回線速度の問題もありあえて設置を断念する例もありましたが、フリーwifiの普及、5G化など通信環境の高速&大容量化でリッチコンテンツはさらに追い風が吹いてきた印象です。
ただし受け取る側のPCやスマートフォンの環境にも大きく影響するのでその点注意は必要ですね。
リッチコンテンツは最近注目されてきていますが、その歴史はそれほど浅くはありません。
2000年代、インターネットが普及し始めたころにもFlash等を使った動画アニメーションによるコンテンツは存在しました。
ただ、通信環境や閲覧環境に大きく左右されるためユーザー体験にとってイマイチ不便なものでした。
※ちなみに2021年現在FlashはGoogleでサポート終了しています。
通信環境の発達やモバイルアプリの発達が目覚ましい2010年以降においてflashに変わって様々な動画コンテンツがサイトに表示されるようになってきました。
まさにYoutubeやニコニコ動画、さらにはTikTokなんかの動画コンテンツや、私たち日本人にはなじみ深い漫画なんかも立派なリッチコンテンツといえるでしょう。
効果的な視覚伝達として、こういったリッチコンテンツはユーザーにとっては大変分かりやすく情報も引き出しやすく多くの共感を生むので、クライアントにサイトについてのヒアリングしてみるとやはり取り入れたい企業は非常に多い印象です。
ユーザー体験にとって、とても有効なリッチコンテンツですがやはり気になるのはメリットとデメリット。
この章ではそんなリッチコンテンツを利用する上でのメリットとデメリットについて記述していこうと思います。
文字だけの情報だと表現んできる内容に制限があり、ユーザーにとって不親切になりがちです。
上記でも少し触れましたが、リッチコンテンツはそんな静的コンテンツをユーザーにとって分かりやすく共感してもらいやすくします。
どんな便利なものにもデメリットはあります。
逆に、デメリットをしっかり理解することでよりメリットを際立たせることができるはず。
ではリッチコンテンツのデメリットについてですが、やはり発信者から一方的になりがちというこでが挙げられます。
分かりやすく作ったとしても、閲覧するユーザーにとって不愉快に感じればそれらはまったく意味がないといえます。
分かりやすいだけでなく、通信環境や音量など閲覧するユーザー目線でコンテンツを作らないとせっかくのコンテンツが台無しになってしまう恐れがあるので注意しましょう。
SEOとリッチコンテンツの関連性が気になるところですが、結論から言うとリッチコンテンツを設置したからと言ってGoogleなど検索エンジンに対して効果はないと思われます。
ただし、リッチコンテンツを設置することでユーザーがそのサイトに長く滞在し、興味をもって拡散することでさらなるアクセスアップの見込みがあります。
必ずしも直接的なものがWebマーケティングであるとは限らないのです。
臨機応変に提案して、効果を最大化していく武器にしたいですね。
ざっとリッチコンテンツについて書いてきました。
通信環境などの問題を考慮しつつ動画コンテンツを活用することは、Webマーケティングにおいてとても有益であると思われます。
私自身、リッチコンテンツは今後Web制作を提案する上で外せないと思っています。
もちろん静的なコンテンツが必要ないわけではなく、テキストなどで伝えきれない魅力をしっかりリッチコンテンツで伝えてよりWebの価値を高めていくことが私たちメーカーとして必要になってきたといえますね。
ユーザー心理や行動を予想してさらなる良い提案を、そんな2021年にしたいですね。(ちょっと不安…)
「空間デザイナー」と「インテリアデザイナー」は違う??