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SEMって何?SEOとは何か違うの??

こばこ

Webサイトの運営してると必ず耳にするSEO。
ではみなさんは「SEM」って言葉、ご存じでしょうか?
聞いたことはあるけど…って方も多いでしょう。(自分もそうでした…)
そう、その意味をちゃんと理解していないアナタ!!
今回はそんなSEMをしっかり勉強して、さらなるCV数の向上をめざしましょ!!

1.そもそもSEMとは?SEOとの違いって?

みんなご存知SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、検査悪エンジンにおける検索結果の表示順位を向上させてCV数(コンバージョン)を増やすための施策のことです。
そして今回のテーマ、SEMとはSearch Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略で、検索エンジン上で行うマーケティング活動のことです。
つまりSEOはSEMを行うことであるということなのです。

ちなみに、SEOのほかリスティング広告などもSEMの中に含まれます。
SEOもリスティングもSEMの施策ということになりますね。

2.リスティング広告について教えて!

それではリスティング広告についてのお勉強です。
リスティング広告とは、ディスプレイ広告、動画広告、リターゲティング広告、そして検索連動型広告のことで、リスティング広告の中に含まれている検索連動型広告はSEMの一部といえます。

2-1.検索連動型広告

検索エンジンを利用している時に、上部に【広告】ってアイコンがついてる検索結果を見たことがないですか?
これがいわゆる検索連動型広告で、検索連動型広告とはSEOと並ぶ検索エンジンを使ったマーケティングの1つで、検索連動型広告と呼ばれる検索結果に表示されるクリック課金型の有料広告のことをリスティング広告と呼びます。

リスティング広告はユーザーが検索したキーワードを元にするため、広告を表示するユーザーをニーズに沿った顕在ユーザーに絞ることができます。
たとえば大阪の梅田でラーメンが食べたくなったら一般的に考えて「梅田 ラーメン屋」で検索するでしょう。
そんな検索ユーザーに対して、上部の目立つ所に広告表示をしてやれば…なんということでしょう!クリックしてくれる可能性が増えそうだ!!
という考えになりませんか??
このように検索連動型広告は、あらかじめ検索されるであろうキーワードを指定することが可能なシステムになのです。

2-2.SEOとリスティング広告の違い

SEMの施策としての「SEO」と「リスティング広告」があります。
ではその施策を行う上で注目しておくべきことを次の項目があげられます。

1) クリック率
リスティング広告よりも、SEOによる上位表示の自然検索結果の方がクリック率が高いと言われています。
当然のことかもしれませんが、検索順位が高いほどクリックされる可能性は高くなります。
しかしながら、自然検索での上位表示よりもさらに上に表示されるリスティング広告なのに、検索ユーザーは広告を避けがちという理由で1位の検索結果よりもクリック率が悪いみたいです。
大体自然検索1位のクリック率が20%に対してリスティング広告のクリック率は5%前後だと言われているのでその差は大分あるといえますね。
みんな捻くれてるんですかね?(笑)
ただ、ユーザーが求める行動に対しての検索結果において上部に表示されるというのは、必ずしも数値で測れるものではないと思います。
必要であればクリックされると思いますしね。

2)費用対効果
検索連動型広告は、主に有料です。
表示された結果に対してクリックされる度に費用がかかります。
ここでお気づきかもしれませんが、そう、クリックされなければ費用はかからないのです。
そう、費用が掛かっているということはCVされているということなので分かりやすいですね。
一方SEOは広告ではないので、サイトに対しての最適化する施策なのでクリックされることで費用がかかることはありません。
いわゆる無料なのですが、やはりその最適化にはエンジニアやデザイナーなど多くの人間が動き、時間も必要ですのでSEOのほうがコスパがいいとも言い切れません。
時間や人的コストをかけたくない場合は検索連動型広告はもっとも有効といえるのではないでしょうか?

3) 調整の容易
予算やキーワード・入札額・リンク先などなど、要素を変更できる検索連動型広告はコントロール性に優れた施策といえます。
WEBサイトは、検索エンジンにおける検索アルゴリズムによって表示が制限されているため変動が激しいといえます。
またその分野において新規参入する場合、人的・費用コストを使ったとしても検索上位化は簡単ではありません。
その点においても、コントロール性が高い検索連動型広告は結果重視で見るなら効果的な施策ですね。

3.目的を絞る!SEOとリスティング広告の使い分け

さあWebサイト運営するにあたっての施策ってどっちがいいでしょう。
簡単に分類して、

  • 短期的施策 → リスティング広告
  • 長期的施策 → SEO

上記を踏まえると、運営するWebサイトの閲覧者が増えるまでは短期的な施策であるリスティング広告が強いでしょう。
個人的な見解として、Webサイトはその都度育てていくコンテンツだと思っているので、立ち上げ時にあらゆる情報を盛り込むよりはリスティング広告を使って上記に出しつつ、時間をかけてSEO施策を行うのが賢いのかなと思います。
手塩にかけたWebサイトが上位に表示されていくのは、他人の所有サイトであってもうれしいものです。
その結果CVも増え売り上げもアップ、そんなSEMを目指したいですね。

まとめ

Webサイトでの集客は運営にとって最重要課題です。
あるだけのWebサイトなんて必要ないです。
我々デザイナーも作って終わりではなくその先のSEMを意識してディレクションしていく必要があります。

今回で学んだ2つのSEM施策の「SEO」と「リスティング広告」は我々Webサイト制作者がしっかり把握して、クライアントへ提案していかなくてはなりません。
決してWebサイトの作成は安くありません。むしろ安くしてはいけない気がします。
その分、その都度SEM勉強して最適なSEM提案でクライアントを満足させてあげましょう!!