こばこ
インスタグラムやTwitter、FacebookなどSNSを情報源としている人は多いでしょう。
そして「バズる」なんて言葉もよく耳にしますよね?
ネット上で口コミなどから一気に話題が広がっていく様に使われている言葉で、buzzの「噂話などでガヤガヤ騒ぐ」という意味の言葉が由来といわれています。
そしてそのバズらせるためのメディアの事を「バイラルメディア」といいます。
意味としてはバイラル(Viral)の「ウイルス性の」「感染的な」とメディアを融合した言葉で、短期的に情報拡散させることを目的としたメディアのことです。
とどのつまりSNSのことでありインスタグラムやTwitter、Facebookなどがあてはまります。
では、バイラルメディアをつかったバズマーケティングについて少し勉強していきます。
目次
バイラルメディアは「TwitterやFacebookなどに代表されるSNSでの拡散することを目的とした、インパクトのある動画や画像を中心に発信するブログ等のメディア」のことです。
印象的なタイトル、インパクトのある動画、またはハッシュタグなどを使って、興味をもったユーザー自分たちのSNSをつかって拡散させるという「口コミ」効果が目的となります。
WebによるマーケティングにおいてSEO対策は不可欠ですが、SNSのようなバイラルメディアにはSEO対策は特に必要ではありません。
FacebookやTwitterなどのSNS上でユーザーが思わず共感したいコンテンツ情報を発信して、爆発的に拡散することが目的のバイラルメディアにおいて必要なことは、「これ好きかも」「みんなに教えてあげたい」と思われるコンテンツを作成することでしょう。
バイラルメディアは、より効果的に興味をもってもらえるようにするための努力が必要です。
そのためにはテキストだけでなく動画や画像による発信がより効果的だと言われています。
特に動画などはユーザーにとって手軽に視聴できて分かりやすいのでより拡散しやすいのです。
浅く広く、といったよりは、より専門的な内容にすると効果的です。
例えば動物といったジャンルでも、「かわいらしい猫」とか「おもしろ動物」といった深い内容で発信すると、興味あるユーザーが集まりやすくなるので、そういった拡散しやすくなる工夫が必要です。
人の感情に訴えるようなコンテンツ作成を意識しましょう。
バイラルメディアを使う利点は、誰にでも簡単に出来るということでしょう。
しかもやろうと思えば、無料で出来るということも最大の利点ではないでしょうか?
そして一旦「バズる」現象が起きるとそれは短期的かつ多くの人間に拡散するので、宣伝効果は抜群といえます。
無料で始められて、且つ効果も絶大ならもはや、やらない手はないといえるでしょう。
バイラルメディアはアクセスを増やすことで収益が見込まれます。
そして、アクセスが増えるということは、より多くのユーザーに閲覧されているということです。
もし間違った内容であったり、掲載した内容が閲覧したユーザーにとって酷いと思われる内容であれば炎上してしまう恐れがあります。
拡散することが目的であるため、必ずしもいいほうに拡散するわけではないということも念頭に置いておかなければいけませんね。
また誰にでも簡単にできるからこそ起こりうる問題として挙げられるのが内容の盗用です。
そのまま流用してしまって問題になることも多く、酷い場合は著作権侵害にもなります。
拡散させたいからといって、内容をそのまま掲載すると訴訟問題にも繋がりかねませんので注意しましょう。
バイラルメディアと似たような言葉で「キュレーションメディア」というものがあります。
みなさんは「キュレーションメディア」をご存知でしょうか?
キュレーションメディアとは特定のテーマにおいてWeb上に存在する情報等を選んでまとめて公開しているメディアの事です。
テーマをもとに情報を発信するという点でバイラルメディアとキュレーションメディアは似ているといえます。
語源としては展覧会等を企画する「キュレーター」から来てるとのことです。
膨大な量のWebコンテンツの中から必要情報をピックアップして記事にして公開するメディア、それがキュレーションメディアです。
選定したキーワードをもとに作成して、SEOとしての効果を目的として作成します。
つまり拡散目的ではないので、その点においてはバイラルメディアとは分別されます。
ただし話題性の高いコンテンツを作る、という点では似ているので必ずしも別というわけではないので上手い説明が必要でしょうね。
バイラルメディア、つまりSNSによる拡散効果をうまく利用して、安く、短期的に拡散して宣伝する方法のことを「バイラルマーケティング」といい、Webマーケターとしては無視できないマーケティング手法なのです。
つまりバイラルメディアをつかったマーケティングは、すでに確立されているのです。
人に認められたい、という承認欲求が大きい人は少なくないと思います。
そういった思いが行き過ぎた行動に繋がることもあるように、バイラルメディアも同じことが言えるでしょう。
マーケティングが目的である以上効果優先になりがちですが、バイラルメディアには人の感情が起爆剤になっていることを忘れてはいけません。
ユーザーの思いを大切にして有益なコンテンツを発信すること、それがバイラルメディアの成功につながると私たちmarketは考えます。
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